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スポーツ指導者に必要な生理学と運動生理学の知識 改訂2版

出版社:市村出版
【サイズ】B5判
【ページ数】236P
2023年4月発行
 

体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズ

 

編著者

村岡  功 早稲田大学名誉教授
林  直亨 早稲田大学スポーツ科学学術院教授

 

著者

赤間 高雄 早稲田大学スポーツ科学学術院教授
家光 素行 立命館大学スポーツ健康科学部教授
井澤 鉄也 同志社大学スポーツ健康科学部教授
内丸  仁 仙台大学体育学部教授
大築 立志 東京大学名誉教授
岡田 純一 早稲田大学スポーツ科学学術院教授
小笠原準悦 北海道教育大学教育学部札幌校准教授
彼末 一之 大阪大学名誉教授・早稲田大学名誉教授、順天堂大学スポーツ健康科学部客員教授
澤田  亨 早稲田大学スポーツ科学学術院教授
鈴木 克彦 早稲田大学スポーツ科学学術院教授
鈴木 秀典 日本医科大学名誉教授
内藤 久士 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科教授
中田 大貴 奈良女子大学研究院工学系教授
広鵝‥一 早稲田大学スポーツ科学学術院教授
町田 修一 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科教授
水口 暢章 立命館大学総合科学技術研究機構助教
吉野 貴順 駿河台大学スポーツ科学部教授
(五十音順)

 

改訂2版の出版にあたって

この度、「スポーツ指導者に必要な生理学と運動生理学の知識」を改訂し、第2版を出版する運びとなりました。本書は2013年3月に初版を上梓して以来、多くの大学等でも教科書として使用戴いてきましたが、2023年には節目の10年を迎えることから、改訂版を出版することと致しました。
改訂版は、「.スポーツ指導者に必要な生理機能の知識」と「.スポーツ指導者に必要な健康と運動実践面での知識」から構成されています。この構成については初版とほぼ同じ体裁を取っていますが、吃瑤任楼き続き内容と構成を初版そのままにし、執筆者の一部に新進気鋭の研究者に加わって戴きました。一方、局瑤任枠梢以上の項目と内容を刷新するとともに、これらについては新しい方々に執筆をお願いしています。
本書出版の目的は、スポーツ指導者あるいは指導者を目指そうとしている方々およびスポーツ実践者の方々を対象として、生理学と運動生理学の知識を提供することにあります。特徴としては、生理学と運動生理学の知識を一体化したことと、「生理機能の知識」に加えて「健康と運動実践面での知識」についても情報提供を行っていることです。
執筆者には、この出版の目的等をご理解戴いた上で、読みやすく内容的にも分かり易いように執筆をお願い致しました。また、10年という年月の経過を踏まえて、内容を今一度吟味するとともに、最新の情報と知識を提供して戴いております。その結果、本書は魅力的で大変素晴らしい改訂版になったと自負しております。
スポーツの指導者および実践者の皆様には、引き続き、本書をご利用戴きますようお願いを申し上げます。

 

編著者 村岡 功、林 直亨

 

目次

序文     村岡 功

吃堯.好檗璽鳥愼骸圓防要な生理機能の知識

1章 身体運動を発現する骨格筋の機能と適応     内藤 久士

[1]骨格筋の形態と収縮のメカニズム
 1.骨格筋の外観と働き
 2.骨格筋の微細構造
 3.骨格筋収縮のメカニズム

[2]筋運動と筋線維タイプ
 1.筋運動のエネルギーとその供給
 2.筋線維タイプとその特性

[3]筋力発揮特性
1.筋力発揮に影響を与える要因
2.筋活動の種類と特性
3.力-速度関係と筋パワー
4.運動の機械的効率
5 .筋疲労
6.筋力と筋温

[4]骨格筋の適応と変化
1.筋力トレーニングの生理学的背景
2.筋線維タイプとトレーニング効果の特異性
3.筋線維タイプと先天的・後天的要因
4.骨格筋機能の加齢に伴う変化
5.骨格筋機能の性差
6.遅発性筋痛

2章 神経系の機能と適応

[1]神経系の生理学的基礎     中田 大貴
1. 神経系の分類 
2. 神経細胞
3. グリア細胞と血液脳関門
4.大脳皮質の構造

[2]運動と神経系     水口 暢章・彼末 一之
1.運動に関係する脳領域
2.運動ニューロンと運動単位
3.脊髄
4.脳幹
5.大脳皮質
6.大脳基底核と小脳
7.運動発現に関わる領域間接続

[3]トレーニングと神経系     中田 大貴・大築 立志
1.トレーニングによる神経系の変化
 (1)神経可塑性のメカニズム
 (2)スキルトレーニングによる神経系の変化 
 (3)トップアスリートにおける神経系の変化
 (4)パラアスリートにおける神経系の変化
 (5)筋力トレーニング・持久力トレーニングによる神経系への効果
 (6)トレーニングによる自律神経機能への効果
2.スキルトレーニングの基本原則
 (1)反復
 (2)動機付け
 (3)フィードバック
 (4)オーバーラーニング
 (5)集中・分散練習とレミニセンス
 (6)転移
 (7)メンタルプラクティス
3. 練習効果の定着

3章 運動を制御する内分泌の機能と適応     小笠原 準悦・井澤 鉄也

1.内分泌系の生理学的基礎
 (1)ホルモンとは
 (2)ホルモンの合成
 (3)ホルモンの作用機序:標的細胞におけるホルモンの情報伝達
 (4)ホルモンのフィードバック調節
2.分泌器官の種類と各種ホルモンの生理作用
 (1)視床下部と下垂体のホルモン
 (2)甲状腺
 (3)膵臓
 (4)副腎
 (5)生殖腺
3.運動時のホルモン分泌変化と生理作用
 (1)運動による血中ホルモン濃度の変化
 (2)運動時のホルモンの作用
 (3)ホルモン受容体の変化 
4.運動と月経周期

4章 生体を防御する免疫系の機能と適応     鈴木 克彦

1. 免疫系の生理学的基礎
 (1)免疫とは
 (2)特異免疫(獲得免疫)と非特異免疫(自然免疫)
 (3)免疫と病気
2.運動と免疫
 (1)運動と感染防御における物理的バリア
 (2)スポーツ選手に多い感染症
 (3)運動と非特異的防御機構
 (4)運動と体液性免疫
 (5)運動と細胞性免疫
 (6)運動とサイトカイン
3.免疫系の変動と病態・予防
 (1)オーバートレーニング症候群
 (2)休養によるストレス予防
 (3)栄養によるストレス予防

5章 運動を持続する呼吸循環系の機能と適応

[1]呼吸循環系の生理学的基礎     林 直亨
1.呼吸について
 (1)外呼吸の機能と役割
 (2)肺での外呼吸の仕組み
 (3)肺容量の分画
 (4)肺胞でのガス交換
 (5)呼吸の調節
 (6)O2, CO2の運搬
 (7)ボーア効果
 (8)貧血
2.循環系
 (1)循環系の機能
 (2)循環系の構成
 (3)心臓の構造と電気的変化
 (4)心電図
 (5)血管の構造
 (6)動脈から静脈に至る様々な血管
 (7)血圧とは
 (8)循環系の調節
 (9)姿勢変化時の循環系の調節(圧受容器反射)
 (10)脳循環と冠動脈の特徴

[2]運動時の呼吸循環応答     家光 素行
1.呼吸機能と酸素摂取量(Vo2)
2.循環機能と酸素摂取量(Vo2)
3.血流再配分
4.血圧
5.呼吸商
6.酸素借と酸素負債
7.発育に伴う運動時の呼吸循環応答の変化
8.加齢に伴う運動時の呼吸循環応答の変化

[3]運動トレーニングによる呼吸循環適応     家光 素行                     1.トレーニングによる呼吸器の応答
2.トレーニングによる心臓の適応
3.スポーツ心臓と病的肥大心の違い
4.トレーニングによる血管の適応
5.トレーニングによる血流変化
6.高齢期のトレーニングによる呼吸循環適応

局堯.好檗璽鳥愼骸圓防要な健康と運動実践面での知識

6章 生活習慣病の予防と身体活動・座位行動     澤田 亨

1.生活習慣病の現状 2. 身体活動および座位行動の現状
  (1)身体活動と座位行動
 (2)身体活動の現状
 (3)座位行動の現状
3.身体活動と生活習慣病
 (1)身体活動と寿命との関係
 (2)身体活動と生活習慣病の関係
4.座位行動と生活習慣病
 (1)座位行動と寿命の関係
 (2)座位行動と2型糖尿病の関係
5.身体活動・座位行動ガイドライン
 (1)海外の身体活動および座位行動ガイドライン
 (2)WHO身体活動・座位行動ガイドライン
 (3)健康づくりのための身体活動基準2013・身体活動指針
6.標準的な運動プログラム

7章 高齢者の体力と身体活動     町田 修一

1.体力とは
2.加齢に伴う行動体力の変化
3.加齢に伴う骨格筋量の変化
4.加齢に伴う筋力の変化
5.加齢に伴う全身持久力の変化
 (1)最大酸素摂取量
 (2)循環機能
 (3)呼吸機能
6.高齢者のトレイナビリティ
 (1)筋力
 (2)全身持久力
7.寿命に及ぼす身体活動・運動・体力
 (1)運動習慣・身体活動と寿命
 (2)体力レベルと寿命
 (3)歩行速度と寿命
8.サルコペニア,ロコモティブシンドロームとフレイル
 (1)サルコペニアとは
 (2)サルコペニアの評価
 (3)サルコペニアの有病率
 (4)サルコペニアのメカニズム
 (5)ロコモの評価と有病率
 (6)フレイルの評価と有病率

8章 体力トレーニングの理論と実際     岡田 純一

1.トレーニングの原理・原則
 (1)トレーニングとは
 (2)トレーニングの原理・原則
2.体力トレーニングの方法
 (1)レジスタンストレーニング
 (2)持久系トレーニング

9章 暑熱環境および高地環境と運動     内丸  仁

1.熱暑環境と運動
 (1)体温の調節
 (2)暑熱環境での運動時の生理的応答
 (3)暑熱環境下での運動時に生じる暑熱障害
 (4)暑熱環境での運動に対する対策
2.高地環境と運動
 (1)高地・低酸素環境とは
 (2)高地環境での運動能力およびパフォーマンスへの影響
 (3)高地・低酸素トレーニング
 (4)高地トレーニングの注意点と対策

10章 糖質摂取とグリコーゲンの貯蔵および節約     村岡 功

1.グリコーゲンの貯蔵
2.グリコーゲンの節約
3.グリコーゲンの回復

11章 スポーツにおける薬物使用

[1]薬物治療における運動の影響と注意点     鈴木 秀典
1.薬物と生体の相互作用
2.運動による薬物動態の変動
 (1)吸収
 (2)分布
 (3)代謝
 (4)排泄
 (5)高齢者の薬物動態
3.運動による薬理作用の変動
4.トレーニングによる薬物効果の変動
5.主な疾患と薬物治療
 (1)呼吸器疾患
 (2)糖尿病
 (3)循環器疾患
 (4)脂質異常症
 (5)鎮痛薬
 (6)中枢神経系作用薬

[2]スポーツにおけるアンチ・ドーピング     赤間 高雄
1.ドーピングとアンチ.ドーピング活動の歴史
2.アンチ・ドーピング規制とアンチ・ドーピング規則違反
3.ドーピング禁止物質・禁止方法と治療目的使用
 (1)世界アンチ・ドーピング規定禁止表国際基準
 (2)主な禁止物質・禁止方法
 (3)治療使用特例
4.ドーピング・コントロール

12章 運動に伴う疲労と疲労からの回復法     吉野 貴順

1. 疲労とは
2.筋疲労と運動(運動誘発)性疲労
 (1)筋疲労に関する基本的な考え方
 (2)運動性疲労の主な要因
3.運動性疲労の抑制
 (1)大脳興奮水準の維持
 (2)高い有酸素的能力の獲得
 (3)緩衝能力の向上
 (4)グリコーゲンの節約と貯蔵量の増加
4.疲労から回復のための方策
 (1)クールダウンの励行
 (2)アイシング
 (3)エネルギー物質ぼ補給
 (4)物理的手段
 (5)睡眠 

13章 スポーツ現場での外傷・傷害と救急対応     広瀬 統一
1.スポーツ活動時に起こる外傷・障害
 (1)スポーツ外傷・障害
 (2)中学生期・高校生期で好発するスポーツ外傷・障害
 (3)スポーツ外傷・障害の予防
2.スポーツ外傷・障害受賞後から競技復帰(運動再開)までの流れ
 (1)メディカルリハビリテーション,リコンディショニング, コンディショニング
 (2)スポーツ活動復帰過程における「リスク管理」と「効率化」
3.スポーツ現場における救急対応
 (1)緊急時対応計画(EAP:エマージェンシーアクションプラン)の作成
 (2)傷病者の評価と対応

商品コード : ichi_0043
価格 : 3,520円(税込)
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